大切なものが中止・延期

になってしまった皆様


大切なものが中止・延期になってしまった児童・生徒・学生および保護者の皆様

新型コロナウイルス(COVID(コビット)-19)の感染拡大防止の影響が相次ぐ中、日本でも緊急事態宣言が出されました。
 
皆様もご存知の通り、2020東京オリンピックパラリンピックも1年延期となりました。
私は、2020を目指すアスリートの皆さんのメンタルトレーニングに携わっていて、大会延期が決まってからもトレーニングを行いました。
その経験を踏まえて、そしてスポーツ心理学者として皆さんにお伝えしたいメッセージがあります。

でも、これが答えではありません。
 一つの考え方を自分に増やすつもりで受け取ってもらえたらと思います。
保護者の皆様はお子様と一緒にお読みいただくか、お読みいただいた内容をお子様とお話しするなどしていただけたらと思います。
 
練習の成果を発揮しようと心待ちにしていた大会や発表会が中止や延期になったり、楽しみにしていたイベントが中止になったり、そして受験を乗り越えて新生活を楽しみにしていたのに休校になったり、「こんなはずじゃなかった」と思っている人も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんに、今、最もお伝えしたいこと、それは「どうか自分の今の感情に素直になってください」ということです。
 ガッカリしたり、イライラしたり、そんなネガテイブな気持ちになっている人も多いのではないでしょうか。
そんな時に、「ガッカリしても仕方がないから切り替えないといけない」「誰のせいでもないのにイライラする自分はダメだ」などと、自分の感情を否定することは、最大のストレスになります。
 
皆さんが、一生懸命練習をしてきたり、イベントや新生活を楽しみにしてきたからこそ、落ち込むこともできるし、怒りの気持ちを持つこともできるのです。
つまり、こうした感情は、“本気の想いがあったからこそ生じる感情”なのです。
 
 感情にはお知らせ機能があります。
 ガッカリする気持ちやイライラする気持ちは、あなたにとって大事なものが失われたことをお知らせしてくれているのです。
 こうした感情は、とても大きなエネルギーを持っていることでしょう。
 きっと簡単に抑え込むことはできませんね。
 無理に抑え込もうとすれば、誰にこの想い(エネルギー)をぶつけていいのかわからず、もっとガッカリしたりイライラして、嫌なストレスを感じてしまうかもしれません。
 
 無理に自分の感情を抑え込まずに、その感情になった意味を考えてみること、そして、本気だった自分を認めることが、今はまず大事になります。
 
家で、次のことをしながら時間を過ごすこともオススメです。
①今の感情と、その感情になった理由をノートに書き出してみる。
②今は会えないけれど電話やメールでもいいので友達、そして家族とお互いの感情について語り合う。
 
このように感情を言語化することが、頭の整理につながります。
ガッカリやイライラする気持ちと、前向きな気持ちと、行き来するかもしれませんね。
 この時間が今はとても大切だと思います。
 
そこから、ガッカリやイライラした感情エネルギーを今後どう自分の人生に使うかを考える。
 本当の意味での「気持ちの切り替え」はそこから始まると思います。
 
 「気持ちの切り替え」に時間がかかっても良い。
 それは「メンタルが弱い」からではなく、「本気の証」だから、とお伝えしたいと思います。
 
 
スポーツメンタルトレーニング指導士
 博士(学術) 筒井 香


お家で親子で

楽しくメンタルトレーニング

新型コロナウイルス(COVID(コビット)-19)の感染拡大防止の影響で、全国の多くの学校が休講になり、また、スポーツ活動も休止している状態が続いています。

時間をどう使えば良いのか悩ましいというお声を親御様からいただきました。

そこで活動再開時にスポーツを楽しめるよう、お家で親子でできるメンタルトレーニング「こころの体操」について下記にて公開しています。

https://www.slideshare.net/KaoriTsutsui1/ss-229877364